本文へ移動

月イチお役立ち情報

月イチお役立ち情報

月イチお役立ち情報(2024年6月):iDeCo?NISA?保険?どれでやればいい?資産形成シリーズ②
2024-06-03
カテゴリ:個人のお客様へ
◇ 本ページは、約3分でお読みいただけます ◇


今年もはや半年が過ぎようとしています。変わりゆく街の景色に時の早さを感じるこの頃です皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

梅雨や台風シーズンの近づくこの頃は気温や気圧の変化に伴い、お身体や精神面での体調の変化もあるかと思います。皆様お身体にはお気を付けください。



“お客様へのお役立ち情報”


昨年度より配信しております“お客様へのお役立ち情報”ですが、本年度はさらにパワーアップして、普段気になっているけど調べるほどではないし…と後回しになってしまいがちな情報をお届けしてまいります!


保険のことやお金のことを考えるきっかけになれば嬉しく思います。


前回は、「必要なお金」「貯蓄」の全体像を40代ご夫婦の4人家族を例にお伝えさせていただきました。
外食や交通費が消費支出の大きな割合を占めている中、ご自宅のローンやお子様の教育費といった支出も毎月必要となってきます。

生活をしていく中で、物価の上昇に伴い固定費の支出額も大きくなっていきます。
それなのに貯金はどうでしょう。月日が経てば貯蓄は増えますか?


そこで今回は、貯蓄の方法についてiDeCo、NISA、保険のどの商品がより自分たちの求めるものに合っているかをお伝えさせていただきます。

NISAも2024年から仕組みが変わり、内容など詳しくご存じない方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
始めにそれぞれの仕組みについて簡単にお伝えさせていただきます!
iDeCo(個人型確定拠出年金)】

はじめに、iDeCoとは自分が毎月積み立てたお金を運用し、長期的に資産を形成する年金制度です。掛金は65歳になるまで積み立て可能であり、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
60歳になるまでは、原則として資産を引き出すことはできません。また、iDeCoの老齢給付金の受給が始まった後から追加で積み立てを行うことができなくなります。
基本的に20歳以上65歳未満の全ての方(※)が加入でき、多くの国民の皆様に、より豊かな老後の生活を送っていただくための資産形成方法のひとつとして位置づけられています。
※ご加入条件については、左図をご覧ください。

貯蓄をしたいけど手元にあると使ってしまう、自分で貯蓄用に分けることができない、という方は65歳まで引き出すことが出来ないため半ば強制的に貯蓄ができるためおすすめです!
NISA

次に、NISA(ニーサ)は、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。

一方で、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。ただしNISA口座で投資できる上限金額は決まっています。
※現在の制度については右図をご覧ください。
注意!!
旧NISA、(つみたてNISAと一般NISAの制度)は終了したため、2024年以降のNISAの年間投資枠とは別に管理することになります。なお、非課税期間終了後、NISAに移管(ロールオーバー)することはできません。

非課税保有期間は、2023年までのNISAの制度に基づいた期間のままになり、つみたてNISAは購入時から20年間、一般NISAは5年間、非課税のままで保有可能です。
たとえば、2023年に購入したつみたてNISAの商品は、非課税期間である2042年まで運用が継続できます。
一般NISAについても、2023年に購入した一般NISAの商品であれば、非課税期間である2027年まで運用が継続できます。ただし、2024年以降のNISAへ移管することはできませんので、それぞれの非課税期間終了前に売却するか、非課税期間終了後に課税口座に払い出しするか、どちらかを選択する必要があります。

貯蓄をしながら使いたいときに簡単に引き出したり、受け取った積立金を無駄にしたくない、税金対策をしたい方にはおすすめです!
変額保険

保険期間中に死亡・高度障害状態になったときは、基本保険金額または死亡・高度障害状態に該当した日の積立金額のいずれか大きい金額をお支払いします。
保険金額が固定である通常の保険商品と異なり変額保険は、特別勘定の運用実績に基づいて満期保険金額や解約返戻金額等が変動(増減)する商品であり、積立金の運用対象は、8種類の特別勘定からご選択いただくことができ、特別勘定への保険料の繰入割合は1%単位で指定し、自由に組み合わせることができます。

死亡・高度障害時に保険金額をお受け取りいただく場合は、保険金額は最低保険料となり、運用の成果が下回っていても元本割れはいたしません。

そして、保険期間満了時に生存しているときは、積立金額と同額の満期保険金をお受け取りいただけます。(最低保証はありません。)
保険期間中に解約された場合は、解約返戻金をお受け取りいただけます。
※商品の仕組みについては左図をご覧ください。
年金支払特約を付加した場合、満期保険金を一時金によるお支払いにかえて、年金でお受け取りいただくこと可能です。

保険期間中または保険期間満了日の翌日に、積立金または満期保険金を原資として、終身保険に変更することも可能です(被保険者年齢60歳以上かつ契約日から10年を経過した日以降可能です。)なお、変更後の終身保険の保険金額は定額になります。
退職など、もう保険金額を変動させたくない場合などにお役立ていただけます。

資産形成はしたいけど、なにから始めたらたらいいか分からない、株について詳しいことがわからないから始めづらいという方には、保険会社や担当者が定期的にお声がけやアドバイスをさせていただくためおすすめです!
以上がそれぞのの仕組みとなりますが、皆様はどの商品に惹かれましたでしょうか?

おすすめポイント・・・
年金として65歳まではためておきたい場合は「iDeCo」
少しずつ貯めて、必要なときに引き出したい場合は「NISA」
死亡保障も確保しながら、資産運用をしたい場合は「変額保険」

このように特徴はそれぞれ異なります。それぞれを組み合わせるなど、お客様のあったご内容で資産形成していただければと存じます!
先月お伝えした40代ご夫婦の場合、子どももいるけど自分たちの年金も考えて65歳までに1,000万円貯めたいなとお考えの場合、こんな運用の仕方も可能です。

【利回り5%】
会社によって企業年金がない方は、貯蓄額上限毎月2万3千円で年金を準備いただくと65歳のとき約1200万円
お子さんの教育費や、ご自身の趣味、旅行費も貯めていくための毎月2万円で65歳のとき約980万円
お子さんのためにも変額保険で万が一の保障に備えて毎月約2.5万円で65歳のとき1,000万円

となります。

では実際にこの毎月の貯蓄額で運用を始めてみましょう!
とはいっても、利回りって?株?債権?世界株?日本株?いろいろあって選べない!という方が多いのではないのでしょうか。
そこで次回は、資産形成シリーズ最終回!全世界株と日本株の違いや特徴についてお伝えさせていただきます。

    金融庁「NISAを知る」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html)
TOPへ戻る